銚子電鉄とDDTプロレスは27日、千葉・銚子の仲ノ町駅で会見し「銚子電鉄×DDT 電車プロレス」の開催を発表した。大会は4月16日13時37分に仲ノ町駅を出発し外川駅で折り返した後、14時15分に仲ノ町駅に戻る電車内で行われる。

 これまでディーゼル車などでプロレスが行われたことはあるが、電車内での開催は初。それだけに銚子電鉄の竹本勝紀社長は「なんと世界初の電車プロレスが当社の電車で行われることになり、ワクワクしています。以前、列車内でプロレスが行われたというのを雑誌で読んで『うちでやってほしい』とずっと思っていましたので、今回この話をいただいて0・5秒で即決させていただきました。私の魂の声が届いたんだと思います」と興奮気味に話した。

 DDTの高木三四郎社長(47)も「これまで様々な場所で路上プロレスをしてきて、何とか電車でもやりたいと思いアプローチしました」と笑顔を話した。

 試合形式は「エニウェアフォール時間差入場バトルロイヤル」で行われ、数人でスタートした後、途中駅でさらに追加選手が乗車していくという。また、高木社長はルールについて「床で3カウント、ギブアップ、KO、そして線路に降りたら負け。線路で写真を撮るなんてもってのほか」と旬のネタも盛り込みつつ説明した。