極悪男・TARU(52)が22日、都内で会見し、超花火プロレス八王子大会(26日、東京・エスフォルタアリーナ八王子)で行われる電流爆破デスマッチのルールを発表した。

 同大会の電流爆破6人タッグマッチではTARU、ハートリー・ジャクソン(36)、菅原拓也(33)の「ブードゥー・マーダーズ(VM)」が、女子プロレス界のカリスマ・長与千種(52)率いる「マーベラス」(長与、彩羽匠、ナイラ・ローズ組)と激突する。

 この日、巨大十字架を持って会見に臨んだTARUは「今日はエエ話をしてやろう。この間の博多(1月29日)でここにある十字架にはり付けにされて爆破されたけど、どうも悔しくて。また長与が出てくるから、新しいルールで爆破をやろうや」と切り出すと、一方的にタイトル名を発表。その名も「日曜スペシャル 長与千種危機一髪! 死の十字架爆破 磔(はりつけ)大脱出デスマッチ!」だ。

 TARUによると両チームから一人ずつ十字架にはり付けられ、ほかの選手は救出するためのカギをめぐって争うという。ただし、時間内にはり付けられた仲間を脱出できなければ爆破されることになる。VM軍は右肩の負傷で欠場中のKAMIKAZE(45)を“いけにえ”に出すことを表明。

 一方で「マーベラスの方は長与でも誰でもエエよ。若いヤツらもぎょうさんおるやろ!? まあ、ちゃんと誰か出せよ」と念押しすることを忘れなかった。このあたりの駆け引きも巧みで、長与が出ざるを得ない状況をつくり上げているのだろう。

「八王子で、また新たな爆破の歴史ができるからな。まあ、そういうこっちゃ」と不敵な笑みを浮かべながら会見場を後にしたTARU。いよいよカリスマが危ない。