大日本プロレス3月5日の後楽園ホール大会でBJW認定世界ストロングヘビー級王者・関本大介(36)に挑戦する鈴木秀樹(36)が20日、大日本プロレスによる“陰謀”を一方的に告発した。

「全部、言っちゃうね。今回のタイトルマッチ、裏には大日本の陰謀があるんです…」と鈴木は真顔で声を潜めた。10日の後楽園大会では、河上隆一(28)との次期挑戦者決定戦を制して、堂々と挑戦権を獲得。この試合前にも「大日本が河上に勝たせるため陰謀を企てている」と主張しており、トホホな妄想は続いていたようだ。

 初の著書「ビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門」(日貿出版社、3888円=税込み)を1月に出版した鈴木は「試合に加え、書店回りなどで練習が不足した。なのに関本選手は2月はほとんど休んで体調万全。これは完全に陰謀です」と根拠のない糾弾を続けた。

 単なるスケジュールの偶然にすぎないのだが、疑い深い鈴木は「こんな陰謀に負ける私じゃない。タブレットで関本研究もしている。やってやりますよ!」と王座奪取へ反骨心を全開にした。現在活動停止中のはぐれIGF軍団だが、実力はあっても本当に面倒な人たちばかりだ…。