「世界一危険な格闘技」ことラウェイの日本第2弾大会「ラウェイ in ジャパン2」が16日、後楽園ホールで行われ、ラウェイ初参戦となったIGFの奥田啓介(25)は、無念のTKO負けを喫した。

「日本vsミャンマー5対5対抗戦」では日本軍の中堅としてシャン・コー(26)と対戦。スピードのあるパンチを叩き込み、フロントスープレックスで投げ飛ばす。さらには払い腰でダメージを与え、2Rにはバックハンドブローでダウンを奪い、場内を沸かせた。

 だが時間が経過すると相手のパンチを受けた左目付近が腫れ上がり、視界が狭まっていった。セコンドの総合格闘家・青木真也(33)もゲキを飛ばすが、左目の腫れがひどく、3R終了時点でドクターチェックが入る。ここで試合続行は不可能と判断され、無念のドクターストップとなった。

 大の字になって「まだできる!」と何度も訴えた奥田だったが、セコンド陣に抱えられるようにリングを後にした。