【We are 女子プロレス代表】Sareee(ディアナ)

 こんにちは、Sareeeです。先日、所属するワールド女子プロレス・ディアナを退団することを発表させていただきました。私にとって、20年生きてきた中で一番の決断でした。全部自分で考え、決めました。

 最初に悩み始めたのは昨年末のこと。誰よりも強くなりたいという気持ちだった私は、今以上にもっともっと高いところを目指し、超人になりたいと思いました。目標とする女子プロレス大賞、そしてプロレス界の看板選手になるために、どうすればいいかをずっと考え続けていました。

 そして、一つの結論が出ました。「今こそ私は旅立つ時だ」と。プロレス界には、興味のある選手、そして負けたくない選手がたくさんいる。だから「今こそ環境を変えて外の世界を見るべきだ」って思ったのです。

 ただ、右も左もわからなかった14歳の時からここまで育ててくださったディアナは、私にとって「家」でもあります。離れるということは想像以上につらく、勇気や覚悟がいりました。すごく怖かったし、不安もたくさんあった。毎日悩み、たくさん泣きました。

 だから決めたことについて後悔なんてしていないし、これからが楽しみで仕方ありません。何が正解かはわからないけど、絶対にこの道を選んで良かったと胸を張って言えるように突き進みます。だって良くなるのも悪くなるのも全部、全部、自分次第だから。

 26日のディアナ後楽園ホール大会が所属最後の試合になります。相手は、このリングで借りを返さなきゃいけない世志琥(シードリング)とやりたいです。ディアナに対して最大限の「ありがとう」を試合を通じて精一杯伝えたい。私はディアナという団体でデビューできて、本当に本当に良かったと自信を持って言えます。ディアナにいたから今のSareeeがいます。ディアナ魂は永遠に自分の心にあります。ぜひ、たくさんの方に見に来ていただけたらうれしいです。