K―1とKrushを運営する「グッドルーザー」による立ち技格闘技新イベント「KHAOS(カオス)」が23日、旗揚げ興行「KHAOS・1」(3月18日、東京・新宿フェイス)の出場6選手を発表した。

 翔也(24)、芦澤竜誠(21)、里見柚己(19)、林京平(22)、KAZUMU(20)、真辺龍太(28)が参戦し「KHAOS ROYAL」形式で対戦相手を決定する。これは大会前日の公開計量後にくじ引きを行い、そこで初めて対戦相手が決定する方式。ルールはK―1やKrushと同じ「KHAOSルール」で行われるが、選手にしてみれば直前まで誰と戦うことになるか分からない過酷な大会となる。

 斬新な対戦相手決定方法について、K―1、Krushに続きプロデューサーに就任した宮田充氏はこう説明する。「今年4回、新宿フェイスで開催予定のKHAOSですが、K―1やKrushの下部組織にしたくない。小さい会場だからこそのプレミア感だったり、臨場感があって熱のあるイベントにしたい。それにここでは選手にも挑戦してもらいたいが、私たち運営する側も挑戦したいんです」

 その一環でK―1などでは実現の難しい、前日にくじ引きで相手決定の方式に至ったというわけだ。宮田氏は「これから私たちもどんどん挑戦していきたい」ときっぱり。次なる仕掛けにも注目が集まる。