【超花火】爆破ランブル戦Vの大仁田が目指す2つの夢

2017年01月23日 16時30分

大仁田は爆破バットをフルスイングしたが、長与(左)に誤爆…

 邪道・大仁田厚(59)が22日、超花火プロレス・エディオンアリーナ大阪第2競技場大会で行われた「電流爆破バットロイヤルランブル」(5人参加)で、4人の強敵を退け、貫禄の優勝を果たした。2017年はついに迎えた引退イヤーだが、邪道が目指す「夢」は2つある。それは米国本土での電流爆破マッチ実現と、東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」の“グランドスラム”達成だ。

 

 史上初の電流爆破時間差入場バトルロイヤルに大仁田は1番手で登場。2番目にリングインしたタッグパートナーの長与千種(52)といきなり激突し、命中しなかったものの電流爆破バットで攻撃を仕掛け、激しくやりあった。

 

 その後は船木誠勝(47)、田中将斗(43)と続き、最後は宿敵のTARU(52)が入場だ。ベテラン5人が入り乱れるなか、まずは田中が29日の博多大会で挑戦する爆破王・船木を排除。次に長与が田中を場外葬で脱落させた。

 

 大仁田、長与、TARUの3人が残ると、大仁田と長与が好連係を見せ、長与が遺恨のあるTARUを捕獲。大仁田が電流爆破バットをフルスイングして仕留めにかかるが、TARUにかわされてまさかの誤爆だ。これで長与が失格となった。

 

 最後はTARUとの一騎打ち。極悪男のセコンドが乱入して危機に陥ったが、長与とその愛弟子・彩羽匠(24)が助けに入った。援護を受けた邪道が、電流爆破バットでTARUをぶん殴り大乱戦を制した。

 

 電流爆破デスマッチの第一人者として、貫禄の優勝。さらなる「夢」の実現も近づいている。それは米国本土での爆破マッチの実現だ。大仁田はこう話す。

 

「長年計画してきた、米国本土での爆破マッチ実現が秒読みになっている。オレは、爆破を世界に広めたいんじゃ。そのためには何としても米国本土で爆破マッチをやりたかった。その交渉がいよいよ大詰めになっている。詳細については近々発表できると思う」

 

 米国の様々なインディ団体に影響を与えてきた邪道がいよいよ米国本土上陸となれば、米マット界でも大きな話題となることは間違いない。もう一つ、その先の「夢」もある。プロレス大賞の“グランドスラム”達成だ。

 

「実は、オレはプロレス大賞で技能賞だけ取っていないんじゃ(新人賞を除く)。だから引退前に技能賞を取りたい。爆破に必要なのはまさに“技能”。それなのに今まで技能賞を取れなかった。だから米国での爆破を成功させ、東スポに認めさせて技能賞を取って“グランドスラム”を達成して引退したい」

 

 米国本土での爆破マッチとプロレス大賞の技能賞はいわば、邪道にとって残された「宿題」というわけ。それをやり遂げて「今度は本当じゃ」という引退をすっきり果たすことができるか。