ベストバウト受賞の丸藤「ノアが再び業界トップに立った時が俺のリボーン」

2017年01月15日 11時00分

丸藤はノアを再びトップ団体へと押し上げるつもりだ

【プロレス大賞受賞者の特別連載「若き疾走」(5)】

 

 東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞」授賞式は19日に都内のホテルで行われる。特別連載「若き疾走」第5回はノアの天才・丸藤正道(37)が登場。昨年7月18日、札幌で行われた新日本プロレス「G1クライマックス」公式戦、オカダ・カズチカ(29=新日本プロレス)との初対決で3度目の年間最高試合賞(ベストバウト)を獲得。9月に38歳になる男が見据える17年の光景とは――。

 

 ――他団体での試合でベストバウト獲得だ

 

 丸藤:新日本に上がったのは、ノアの名を広めたいという一心だったので、最後にそこ(受賞)につながったのは結果オーライだなって思う。

 

 ――受賞者の多くは20代で、ノアも若い選手が台頭してきた

 

 丸藤:その状況に早く持っていかないといけないと思っていた。世代闘争でしっかり結果と答えを出すというのを俺ができなかったから。それを引きずっている部分があって(上の世代を)超えられないまま、今の立場になってしまったし。

 

 ――確かに

 

 丸藤:田上(明)さんと秋山(準)さんには勝ったけど、若さと勢いと丸め込みの三拍子で勝てたもの。ましてや三沢(光晴)さんと小橋(建太)さんには一度も勝てなかった。だから、ノアを再生して引っ張ろうとしている若いヤツらとガンガンやりたい。それに同じ年齢のころの三沢さんたちを考えると、俺もまだプロレスラーとして足りない。存在感というか生きざまであったり。

 

 ――ただ、40歳が一つの区切りになると話したことがある

 

 丸藤:やばい…(笑い)。清宮(海斗)あたりがシングルでメーンを飾れるようになったら安心して引けるけど。ってことはまだまだ。敵だけど40歳を超えても杉浦貴とかすごいし、俺もまだまだという部分がある。だから今は(40歳で引退は)分からない。毎年ケガして欠場してたけど、この4年くらいそれがない。ここ数年で一番コンディションがいいしね。

 

 ――昨年11月に新体制となったノアは「ノア・ザ・リボーン(再生)」のスローガンを掲げた

 

 丸藤:一選手としては団体の頂(いただき)に立つのが目標。しっかりビッグマッチで集客できるところに持っていかなきゃいけない。ノアを再びこの業界のトップに持っていけた時が、俺のリボーンになるのかな。もう一回、持っていきたいね。