【新日本・後楽園】棚橋撃破の翌日に…内藤が醜態

2017年01月06日 16時30分

エルガン(右)のバーニングハンマーに沈んだ内藤

 新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(34)が5日の後楽園ホール大会でまさかの醜態をさらした。東京ドーム大会で棚橋弘至(40)を撃破した翌日、前王者のマイケル・エルガン(30)にタッグ戦ながら3カウントを奪われたのだ。急浮上した挑戦者候補に対して、内藤はやはり「トランキーロ(焦るなよ)」の姿勢。その理由とは――。

 

 年間最大興行で棚橋との王座戦を制して一夜明けたこの日、内藤は高橋ヒロムと組みエルガン、KUSHIDA組と対戦した。前日のダメージは明らかで動きに精彩を欠いてしまい、エルガンの強烈なバーニングハンマーに沈没。昨年度の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞MVP男が、まさかの大醜態をさらしてしまった。

 

 前王者・エルガンはドーム決戦直後から挑戦を表明していた。この日の結果により、V3戦の挑戦者に急浮上したことは間違いない。だが内藤はこの決定的事実の前にも、お得意の「トランキーロ」を突きつける。

 

「確かに3カウントを聞いたことは認めるよ。昨日タイトルマッチをやった3人の中に、本戦にも出れず第0試合でたわむれていただけの選手が入ったら、一番有利なのは明白でしょ? こんな不平等なカードに勝っただけで挑戦資格与えていいの?」

 

 言葉だけなら苦しい言い訳にしか聞こえないが、内藤が慎重になるのには理由がある。エルガンは昨年11月大阪大会でのIC王座挑戦が決定しながら、発表後に左目眼窩底骨折が判明。挑戦者はジェイ・リーサルに変更されたが、緊急事態だったため前哨戦への参戦が間に合わず、内藤は「挑戦者不在」という、王者として不本意なシリーズを送った苦い過去がある。

 

 内藤は「また挑戦決まってからズル休みされたらたまんないしね。俺に勝っただけで、挑戦者としての信用は戻らないよ。まずは期待を裏切ったお客様の許しを請わないと。次のシリーズちょうど大阪(13日)で開幕だからね。ファンタスティカマニアに参戦して、ファンに謝罪してからもう一度挑戦表明してくれるかな?」と、メキシコCMLLが中心となる次期シリーズでの“懺悔行脚”をエルガンに要求。制御不能男の主張で、IC戦線はベルトの色と同様に白紙となってしまった。