女子プロレス・シードリングの高橋奈七永(37)が21日の後楽園ホール大会で「世界一危険な格闘技」への再出撃を表明した。

 この日は米WOHからの刺客、ODB(38)と対戦。推定Jカップの巨乳を誇示する相手に苦戦する場面もあったが、最後は必殺のワンセコンドEXで勝利。試合後は「ラウェイでチャンピオンに勝ち、ミャンマーから再戦の申し出がありました。私は逃げも隠れもしません!」と口にした。

 11日にミャンマー・ヤンゴンで行われたラウェイ大会に「MOMOKO」のリングネームで初出場。女子61―64キロ級王者のシェー・シン・ミン(19)にまさかのKO勝利を収めた。この活躍が評価され、13日に選考会が行われた東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞」では女子プロレス大賞部門でノミネートも受けた。

 受賞は古巣スターダムの紫雷イオ(26)だったが「来年もラウェイで勝ち続ければ…ウフフ」と2010年度以来2度目の受賞が視界に入ってきたことが背中を押したようだ。

 日本でラウェイ大会を手がけるファースト・オン・ステージの中村祥之代表(50)は「早急に現地に連絡を取り、日本でやらせたいと思います」と来年2月16日に後楽園で開催する第2弾大会でリマッチを組む意向を表明。「世界一」の目標に向け、2017年は本格的な“二刀流”女子レスラーとして活躍しそうだ。