リアルジャパンプロレスのレジェンド選手権(7日、東京・後楽園ホール)で激突する王者の大谷晋二郎(44)と挑戦者のタカ・クノウ(49)が30日、火花を散らした。

 9月10日の有明大会で船木誠勝(47)から王座を奪取し、これが初防衛戦になる大谷は「ボクは相手が知らないプロレスをたくさん知ってるから、気がついたら終わっていることがあるかも。そうタカ選手には忠告しておきます」と珍しく挑発的な言葉を投げかけた。

 これに対してタカも「同じことが言える。大谷選手が知らない技で関節を取られているかもしれない」と応戦した。殺伐とした会見の様子を、この大会で復帰する初代タイガーマスク(59)は「この緊張感、これがプロレスなんですよ」と称賛し、2人の戦いに期待をかけた。