ワイルド軍再結成 カシンの怪行動で敵も味方も大混乱

2016年11月28日 16時30分

征矢を背後からイスで殴ったカシン(右)。やりたい放題だった

<全日本プロレス・両国国技館大会(27日)>約1年8か月ぶりに再結成した征矢学(31=W―1)と大森隆男(47)の「GET WILD」は、初コンビの“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)、秋山準(47)組に敗北を喫した。

 

 試合を混乱に陥れたのはやはり悪魔仮面だった。まず標的にされたのは味方の秋山。カシンは試合が始まると先発を買って出たが、何もせず秋山にタッチ。その後、秋山が交代しようとしてもリング下で観客と会話を始める始末…。全日本社長は明らかにイラ立っていた。

 

 一方のワイルド軍は孤立する秋山を攻めて、征矢がカバーの態勢に入った。しかしその直後、カシンがパイプイスでボンバー斎藤レフェリーと征矢を痛打。そのまま大森にイスをトスすると自分は倒れたふりを決め込んだ。意識を取り戻した征矢は、大森に殴られたと勘違いしてワイルド軍には不穏な空気が流れてしまう。最後は秋山が大森をリストクラッチ式エクスプロイダーで沈めた。

 

 試合前から大森に疑惑の目を向けていた征矢は「なんでイスで叩くんだ?」とブチ切れる。大森は「俺じゃない…」と主張したが相棒の耳には届かなかった。一方、勝者の秋山もカシンに対して「もうちょっと働いてくれればいいんじゃないかと。できるはずなんだから」と苦笑い。受けたカシンは「社長、最強タッグは優勝しましょう」とわざとらしく平身低頭で結束をアピールした。

 

「世界最強タッグ決定リーグ戦」(12月3日、仙台で開幕)に出場する両軍。悪魔仮面の怪行動により、不安だけが増大する結果となってしまった。