鉄人・小橋建太が現役引退を表明

2012年12月09日 19時57分

 プロレスリング・ノアの鉄人・小橋建太(45)が9日、本紙昨報通り、東京・両国国技館大会で現役引退を表明した。

 

 休憩前のリングにスーツ姿で登場した小橋は、同団体から戦力外通告、解雇されたことを否定した上で「私自身、完全復活は無理と判断し…引退することを決意しました」とファンに報告した。

 

 引退を決断するに至ったのは、やはり満身創痍の肉体にあった。戦列を離れ、復帰を目指して懸命なリハビリ生活を送っていた7月下旬、小橋は古傷の首に手術を受けた。骨盤の骨を首に移植するもので手術は無事に成功した。

 

 しかし、翌8月に事態は急変した。セラミックを埋め込んだ骨盤部の骨が割れるアクシデントが発生。接合するまでには半年を要し、復帰の見込みはますますズレ込んでしまった。葛藤し続けた小橋は、11月中に自らの幕引きを決断した。

 

「プロレスはボクの命です。もう一度だけリングに上がりたい。完全燃焼して自分のプロレス人生に区切りをつけたいと思います」骨盤の回復時期から逆算すると、引退試合に臨めるのは早くても来年2月以降とみられる。

 

 小橋は「自分がここまで来れたのは、皆さんの応援があったから。もう一度だけコンディションをつくってリングに上がります」と最後の戦いへ闘志を再点火させた。

 

けがと闘い続けた鉄人・小橋