【新生ノア】若武者・北宮 杉浦破る大金星

2016年11月04日 16時30分

杉浦(右)にフライングショルダータックルを見舞う北宮

 1日にITシステム開発会社「エストビー」に事業譲渡されたノアが3日、新体制後初の大会「グローバルリーグ戦2016」開幕戦(東京・後楽園ホール)を開催。リーグ戦8試合が行われ、2連覇を狙う丸藤正道(37)とGHCヘビー級王者の中嶋勝彦(28)が順当に勝利を決めた。その一方でマサ北宮(28)が、前GHC王者の杉浦貴(46)を破る大波乱も起きた。

 

 メーンでは丸藤が潮﨑豪(34)と対戦。1年前に潮﨑がノアマットに復帰してから初の一騎打ちとなったが、最後はポールシフト式エメラルドフロウジョンで勝利。リング上から「偉大な先輩たちが築いてきたリングを失う気はない。どんな困難が起きようと、俺たちは覆す可能性を持っている。見ててくれ、俺たちは変わる!」とファンに呼び掛けた。

 

 またセミでは10月23日の横浜大会で新GHC王者となった中嶋が、クワイエット・ストーム(32)と対戦。バーティカルスパイクで順当に初戦をクリアして、王者の貫禄を見せつけた。

 

 一方で大波乱も起こった。第6試合では若武者・北宮が前GHC王者の杉浦と対戦。9月23日後楽園大会のGHC王座初挑戦で敗れた因縁の相手に、この日も苦しい試合を強いられた。それでも10分過ぎ、イスで殴りにきた杉浦が2発目を狙ったところを見逃さなかった。

 

 北宮はイス攻撃をかわすや、そのままバックを取ってコーナーへ叩きつける投げっ放しジャーマン一撃。ここからラリアート、スピアーで畳み掛けると、渾身のサイトースープレックスで3カウントを奪取。「これだけは言っておこう。プロレスにやられっ放しはない。あとのリーグ戦も負けてるヤツから勝つ!」と雄たけびを上げた。

 

 また丸藤とGHCタッグ王座を保持する矢野通(38)も「らしさ」全開で鈴木みのる(48)に勝利。着用していたTシャツを手錠のように手首に巻きつけられてしまうも、逆に相手の首をからめ捕ってクルリ。大「矢野通コール」を受けたクセ者は「ザマーみろ。今の技は『鈴木みのるの丸焼き』だ」と高笑いを決め込んだ。新体制初の大会は興奮の連続で幕を閉じた。