【新日プロ】カープ敗れ内藤“燃え尽き症候群”

2016年10月31日 16時30分

本間のエルボーに後退する内藤(左)。勝つには勝ったが、明らかに精彩を欠いていた

 新日本プロレス11月5日大阪大会でジェイ・リーサル(31)との初防衛戦に臨むIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(34)が、深刻な“燃え尽き症候群”に陥っていることが30日、発覚した。前日(29日)にオフを利用して広島まで日本シリーズを観戦に行くも、こよなく愛する広島カープの敗退を見届けて失意の帰京…。モチベーションの低下はあまりに著しく、赤ヘル軍団の終戦とともにVに赤信号が点滅した。

 

 この日の後楽園大会で内藤は8人タッグ戦に出場。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを勝利に導いたが、その表情は明らかにいつもより暗かった。

 

 それもそのはず。内藤は前日、愛する広島カープを応援するためにマツダスタジアムに急行。遠征先の福島から意気揚々と田中広輔内野手のユニフォーム(背番号2)に着替えて、新幹線で片道6時間もかけて広島へ向かっていた。

 

 だが内藤の願いもむなしくカープは敗退…。レアードの満塁ホームランは、オカダ・カズチカのレインメーカーよりも棚橋弘至のハイフライフローよりも効いた…らしい。「球場の空気の重苦しさがハンパじゃなくて…。でもカープの日本シリーズを応援するのはずっと夢でしたから。いいものを見れたと思ってます。俺の2016年は終わりましたね。燃え尽きました」と、沈痛な表情を浮かべながら帰京。そのまま会場入りした。

 

 大阪決戦では年内最後の防衛戦が控えているだけに、燃え尽きるにはちと早い。だが内藤は「挑戦者も来てないってのに、どうモチベーションを上げろっていうんだ、カブロン(間抜け)」と逆ギレ。シリーズ参戦していないリーサルへの不満は解消されないまま、私生活で最大級のダメージを負ったのだから気持ちは分からないでもない。

 

「しょせん(マイケル・エルガンの)代打挑戦のリーサルなんて、俺にとっちゃ“消化試合”だからね。まあ、でも早くもチケットが完売してる大阪のお客さんは(勝利のマイクの)『デ・ハ・ポン!』で締まるのを期待してくれてるだろうし。はあ~テンション上がるかなあ…」と、チラホラ油断も露見する上に、緊張の糸まで切れかかっている様子の制御不能男。真っ赤な闘志は大阪決戦までによみがえるのか――。