【AAA日本公演】ミステリオ、曙、丸藤“異次元トリオ”が魅せた!

2016年10月27日 16時20分

ミステリオ(上)は曙の肩からダイビングボディープレス

 約9年ぶりとなるメキシコのメジャー団体「AAA」の日本公演が26日、東京・後楽園ホールで行われ、スター選手の夢の競演にファンが酔いしれた。メーンで元WWEのスーパースター、レイ・ミステリオ(41)と豪華タッグを結成した元横綱曙(47)は、来年以降の継続開催を熱望。自身率いる「王道」も全面協力し、ゆくゆくはアジアツアーの実現も視野に入れているという。

 メーンの6人タッグ戦で曙はミステリオ、そしてノアの天才・丸藤正道(37)と異次元トリオを結成。ペンタゴンJr.(31)、ブライアン・ケイジ(32)、エル・テハノJr.(32)組と対戦した。並ぶだけでも豪華な3人は、試合でも観衆を魅了した。ハイライトは12分過ぎだ。

 まずはミステリオと丸藤が呼吸を合わせて空中殺法を放てば、次は曙だ。ミステリオが身長201センチの曙の肩に立つと、そこからケイジめがけてダイビングボディープレス。華麗な技で鮮やかな勝利をものにした。

 試合後、曙から来年の開催を呼び掛けられたミステリオは「今日はグレートな化学反応が起きた。また来年会いましょう!」と日本のファンに呼び掛けた。大会の成功に尽力した曙は「最初は夢だと思っていたけど、4か月でここまできた。だから来年につなげないと。大阪や福岡でもやった方がいいし、いずれはアジア(諸国)に持っていければ」と目を輝かせ、早急にAAA側に提案することを約束した。今大会に携わったのは、6月にAAA「ルチャリブレW杯」に出場したことがキッカケ。だからこそ「W杯の予選を日本でやって、メキシコの決勝につなげてもいい」と力説する。さらに今回組んだミステリオとは「次は戦いたいですね。相撲時代に舞の海とやった時は盛り上がったし、プロレスも『大VS小』の戦いが醍醐味。(曙と浜亮太のコンビ)SMOPVSルチャ(の構図)に持っていきたい」と小柄な覆面戦士との夢対戦を実現させる意向だ。

 AAAのドリアン・ロルダン副社長(32)は今後の日本公演について「来年はAAAの25周年。AAAのほかにもルチャアンダーグラウンドというブランドがあり、いろいろな形で展開している最中です。我々は常に前に進んでいる」と含みを持たせた。曙の全面協力を得たAAAが日本、そしてアジアに大ブームを起こしそうな勢いだ。