【新日プロ】11・5SANADA戦敗れたら…棚橋最悪シナリオも

2016年10月22日 16時30分

棚橋はSANADA(左)にフライングフォアアームを命中させたが…

 11月5日の新日本プロレス・エディオンアリーナ大阪大会でSANADA(28)と激突する棚橋弘至(39)が21日、来年1月4日東京ドーム大会への危機感を明かした。6年連続で同大会のメーンイベンターを務めてきたが、来年は王者オカダ・カズチカ(28)とケニー・オメガ(33)のIWGPヘビー級王座戦が決定。連続記録が途絶えるばかりか、“最悪のシナリオ”まで見えてきた。

 

 棚橋は大阪決戦で、G1開幕戦で敗れたSANADAとの雪辱戦に臨む。今年は1・4東京ドームでオカダに、2月のIC王座戦ではケニーに敗れ、肩の負傷から欠場明けのG1でも優勝を逃すなど低迷が続く。「後半に巻き返すという近年の流れすらもできなくなっている。(SANADAは)フェードアウトのきっかけをつくった一人。フェードインするには、そこを返していかなければいけない」と、この試合を再浮上への第一歩に位置付けた。

 

 とはいえ、ムチを入れるタイミングが遅きに失した感は否めない。11日には、来年のドーム大会でオカダVSケニーのIWGP戦が行われることが発表された。今年まで6年連続で同大会のメーンに出場してきた棚橋は「そこはね、ズーンときてますよ…。立ち直れないけど、記録というのはいつか途絶えるものと切り替えないといけない」と“主役交代”に対するショックを隠し切れない。

 

 それどころか、このままではメーン脱落だけで済まない可能性もある。SANADAに連敗となればシングルプレーヤーとしての年内復活は絶望的。盟友のマイケル・エルガン(29)は欠場中で、ワールドタッグリーグ(11月18日、後楽園で開幕)への不安も拭えない。棚橋は「ドーム本戦への道も怪しくなってきますよね。新日本のマットは怪しいですよ」。最悪の場合は年間最大興行出場すらかなわない危機感をにじませ、大阪決戦必勝の誓いを新たにした。

 

 新シリーズ開幕戦となったこの日の後楽園大会ではSANADAと8人タッグ戦で激突したが、チームは敗戦。「2016年、今まで何もできなかったツケがきてる…。けど諦めないから。いばらの道だけど、俺は東京ドームまで絶対にたどり着く」。沈んだままの太陽は、年内に再び昇ることができるのか――。