任期満了に伴う千葉・袖ケ浦市議選(定数22)が16日投開票され、無所属で立候補していたプロレスラーの保坂秀樹(45)は落選した。

「子供のための町作り」「スポーツを通した町作り」という公約を掲げていたが、立候補した29人中最下位の152票しか獲得できなかった。12日と15日には師匠の大仁田厚(58)も応援に駆けつけ、邪道軍総出で選挙活動を行ったが、及ばなかった。

 都内で会見した保坂は「こういう結果になりましたが、自分の中で一歩踏み出せたと思う。チャレンジをやめるわけではないので、また一からやっていければと思います」と無念さをにじませながらも、必死に前を向いた。

 また同席した大仁田は「こんな結果だけど、一生懸命頑張ったと思う。負けは勝利への第一歩。今後、この負の遺産を勝利にかえることに保坂選手の将来がある」とねぎらった。さらに「プロレスの神様が『もっとプロレスを頑張れ』と言っているのだと思う。今後、進む道への糧としてほしい」とエールを送った。