オカダ 1・4メーン候補から消えた棚橋へ複雑な思い

2016年10月08日 16時30分

オカダは丸藤(左)とのタイトル2連戦へ不退転の決意で臨む

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)が7日、来年1月4日東京ドーム大会へ向けて決意表明だ。10日の東京・両国国技館大会で迎える丸藤正道(37=ノア)とのV1戦は、年内最後のIWGP戦。レインメーカーは今年の1・4東京ドームで棚橋弘至(39)のドーム連勝記録を止め新時代を切り開いただけに、年間最大興行の主役の座は絶対に譲れない。

 

 オカダはこの日、8日のノア後楽園ホール大会で行われるGHCタッグ王座戦(王者・丸藤、矢野通組VSオカダ、YOSHI―HASHI組)の調印式に出席。両国決戦の前哨戦の意味合いも持つタイトルマッチを前に「GHCのタッグのベルトを魅力のあるベルトにしたいと思います。昔はすごいものだったかもしれないけど、今はすごいものと思えない」と挑発的な態度を貫いた。

 

 さらにその2日後に控えるV1戦は、年内最後のIWGP戦だ。G1公式戦で敗れた丸藤との雪辱戦をクリアすれば、来年ドーム決戦に王者として出場が決まる。両国決戦ではG1覇者ケニー・オメガ(32)と後藤洋央紀(37)のIWGP王座挑戦権利証争奪戦も行われ、2つの試合の勝者同士が年間最大興行で雌雄を決することが決定的になっている。

 

 オカダにとっては、3年連続ドームのメーンイベンターの座をかけた戦い。一方で今年まで6年連続でその座に就いていたエース・棚橋の名前が、ついに候補者の中からも消えた。まさに一時代の終焉を想起させる。オカダは「寂しい部分はありますね。まあ、どこかで起こることじゃないですか。それはいつかは僕にも起こることだと思いますけど」と複雑な思いを明かした。

 

 とはいえ、今年の1・4で棚橋のドーム連勝記録を「5」でストップさせ、新時代を切り開いたのがほかならぬオカダ自身だ。ある意味で“バトンタッチ”を受けたからには、その舞台から簡単には降りられない。「(団体の)柱っていうのはこれから2本、3本と増えていけばいいと思いますけど、気持ちとしては常に出たい。今の新日本を良くしていくっていったら、僕しかいないでしょう」と決意を表明した。

 

 名実ともに団体の中心となった今年の1・4。その1年後に再び王者として同じ場所に立つ義務を胸に、レインメーカーが外敵を返り討ちにする。