【5★STAR GP】美闘陽子が初V 紫雷イオとのタイトル戦緊急決定

2016年09月22日 17時49分

優勝した美闘陽子(左)を祝福する愛川ゆず季

 女子プロレス「スターダム」のシングル最強を決めるリーグ戦「5★STAR GP 2016」は22日、東京・後楽園ホールで優勝決定戦が行われ、ブルースターズ代表の美闘陽子(29)が初優勝を果たした。

 

 レッドスターズ代表のテッサ・ブランチャード(21=米国)と対戦すると、序盤から執拗な右足攻めに苦しんだ。その影響からか、放ったハイキック、ミドルキックは空を切るばかり。場外戦では挑発的な言葉をかけられながらイス攻撃を食らうなど、苦しい時間帯が続いた。

 

 それでも10分すぎだった。エプロンサイドでの左ハイが命中すると、フラフラになりながらも反撃を開始。最後は必殺のドールB(回転式2段蹴り)2連発で、逆転勝利を収めた。試合後は優勝者に与えられる王冠とマントを身につけ、「復帰して3か月、すごくつらかったけど、プロレスが楽しくてしようがない。イオさん、私が優勝しました。赤いベルトに挑戦させてください。この勢いで頂上まで上りつめるので、覚悟してください」と、迷うことなくワールド・オブ・スターダム王座挑戦を表明した。

 

 これを受け、この日のセミでケイ・リー・レイ(24=英国)を相手にV6に成功した王者の紫雷イオ(26)は「あなたが足踏みしている間に私はこのリングを守ってきて、覚悟なんぞ死ぬほどしきってんだよ。覚悟すんのはあんた。どっちの覚悟が上か、思い知れ」と返答。これで10月30日後楽園大会でのタイトル戦が緊急決定した。

 

 6月16日の後楽園大会で約4年ぶりに現役復帰してから3か月でベルト取りのチャンスをつかんだ美女戦士は「今日、いろんな課題が出たし、リーグ戦ではまだやってない技とかいっぱいある。それは全部、イオさんにぶつけて最後、私が3カウントを取りたい」と表明。次なる目標を初のシングル王座戴冠に切り替え、気持ちを高めていた。