ゼロワンは16日、10月1日から新体制に移行すると発表した。これまでのファースト・オン・ステージ社(中村祥之代表)に代わり、この日に登記されたドリームオンステージ社が新たな運営会社になる。

 ゼロワン新体制の目玉として、元横綱曙(47)率いる「王道」と業務提携を結ぶことも発表になった。スケジュールの都合がつく限り、継続参戦することになる曙は「ドリームオンステージさんが掲げる地方創生、いじめ撲滅は常に共感するところで、協力させていただくことが楽しみ。末永いお付き合いをお願いします」とコメント。

 さらに「王道」ブランドで、曙のプロデュース大会を今後半年間で5大会開催する方針だ。また、邪道・大仁田厚(58)を中心に電流爆破デスマッチを行う「超花火プロレス」はこれまで通り手掛け、長与千種(51)の女子プロレス「マーベラス」との関係も継続される予定。団体同士の結びつきが強まるプロレス界で、新たな勢力になりそうだ。