【5★STAR GP】美闘陽子 運を味方に22日優勝戦進出

2016年09月12日 16時30分

レイ(下)を片エビ固めで締め上げる美闘

 女子プロレス「スターダム」の元祖美女戦士・美闘陽子(29)が11日、恩返しのVを誓った。

 

 スターダム版G1「5★STAR GP」は11日の東京・新木場大会で最終公式戦が行われ、ブルースターズブロックで波乱が起きた。優勝候補のSWA世界王者トニー・ストーム(20=ニュージーランド)と岩谷麻優(23)戦は両者KOに終わり、お互いに得点8で全日程を終了した。

 

 これで“漁夫の利”を得たのが美闘だ。英国美女のケイ・リー・レイ(24)をドールB(回転式2段蹴り)で沈め、得点9で優勝決定戦(22日、後楽園)進出を決めた。

 

「やったあ! メッチャ苦しかったけど、私が勝ったんだあ!」と喜びを爆発させた美闘。今回のリーグ戦には秘めたる思いがあった。初開催となった2012年大会は出場選手にエントリーされるも、負傷により辞退。そのまま現役を引退した。

 

「あの時、私の代わりに出たホウちゃん(宝城カイリ)が『白星配給係』と呼ばれてしまい、申し訳ない気持ちがあった。今回はホウちゃんがケガで出られないぶん、優勝しなきゃと思う」

 

 宝城は脳振とうの影響で今大会を途中離脱。無念の欠場となった盟友のためにも、6月の現役復帰から初めて手にしたチャンスを逃すわけにはいかなかった。

 

 美闘はシングル初の勲章を手にして、悲願のワールド王座挑戦へ向かうつもりだ。