NEVER王座V2戦 柴田の「ペイバック計画」とは

2016年09月05日 16時30分

柴田(右)はコーナーの本間の顔面に強烈なドロップキックを突き刺した

 17日の新日本プロレス東京・大田区総合体育館大会でボビー・フィッシュ(39)とのV2戦を控えるNEVER無差別級王者・柴田勝頼(36)が4日、「ペイバック計画」を明かした。ノア・潮﨑豪(34)との抗争が注目を集めるが、まずはNEVER戦線で「返すべき借り」が目白押し。G1クライマックス後の米国遠征で喫した、公私にわたる大惨敗とは――。

 

 地元・桑名でこの日の新シリーズ開幕戦を迎えた柴田は、6人タッグ戦に出場。持ち味の強烈な打撃でチームの勝利に貢献し、貫禄を示した。

 

 G1後もオフ返上で米国遠征に参加し、1日には若手育成興行「ライオンズゲート」にも参戦。同大会では潮﨑との抗争が過熱し注目を集めたが、柴田にとってはあくまで超多忙日程の中での一つの出来事でしかない。「このペースでやってるわけだから、向こうに合わせてるヒマはない。お前が自分で道つくってくるなら相手してやる」と言い放った。

 

 そもそも米国遠征中にはフィッシュ、そしてカイル・オライリー(29)にシングルマッチで敗戦を喫した。潮﨑との抗争よりも、自身の汚名返上が最優先なのだ。フィッシュとはV2戦での雪辱マッチが決まり「米国で借りをつくってしまった。それも1回でなく、立て続けに。そういうものも清算しないといけない」と腕をぶした。

 

 この夏はG1で肉体を酷使し米国でも不覚の連続だったが、プライベートでも散々だった。オフの合間に気分転換のつもりでラスベガスのカジノに行ったところ、スロットで散財。「手持ちのカネがゼロになり、プロテインバーで飢えをしのいでいたようだ」という関係者の証言もあり、実に数十万円単位の大惨敗だったとみられる。いくらなんでも熱くなりすぎだが、大田区決戦で必勝を誓う裏には、米国での悪夢をまとめて忘れ去りたい…という思いもありそうだ。

 

 もちろん優勝を逃したG1の借りも忘れておらず、今後に残された“宿題”は多い。柴田は「俺はベリービジーなんだ。ペイバック(復讐)しないと」とつぶやいた。スッたカネは返ってこなくとも、レスラーのプライドはリングの上で必ず取り戻す。