丸藤 オカダを大歓迎「岡田かずちか」時代のトラウマ蘇らせる

2016年08月24日 16時30分

丸藤は早くもオカダ戦に向けて闘志全開だ

 ノアの天才・丸藤正道(36)が23日、約7年5か月ぶりにノアマットへ出陣する新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)を“大歓迎”した。丸藤は10月10日の新日プロ両国国技館大会でオカダへの挑戦が決定。同時にノアマットでの前哨戦(10月8日、後楽園ホール)も決まった。ホームリングで「岡田かずちか」時代のトラウマをよみがえらせ、決戦へ弾みをつける狙いだ。

 

 G1クライマックス開幕戦(7月18日、札幌)でオカダから殊勲の勝利を挙げた丸藤は、10月10日両国大会でオカダへの挑戦が正式決定。「彼とはもう一度試合をしたい気持ちがあった。ノアを広める場に使わせてもらう」と語気を強めた。

 

 4年ぶりに手にしたIWGP挑戦権と同等の収穫が前哨戦だ。「ノアに何かしらの形で持って帰らなきゃいけなかった部分で、オカダ選手を引っ張り出したのは大きい。新日本でやるより、ノアでやるほうが俺にとっては重要」と丸藤。前哨戦は9月25日新日プロ神戸大会のほか、10月8日ノア後楽園大会でも組まれた。丸藤はホームで矢野通と組んでオカダ、YOSHI―HASHI組と激突する。

 

 もちろんひとつの狙いがある。「過去は参考にならないかもしれないけど、彼の中でくすぶっているものがあると思うしね。ノアマット、ノアファンを体感してほしい」とニヤリ。オカダは2012年にレインメーカーとして凱旋する前の「岡田かずちか」時代、09年5月6日のノア日本武道館大会に出場し、タッグ戦で鉄人・小橋建太に敗れた。この試合に前後して杉浦貴、潮﨑豪にも直接フォール負けしており、対ノア3連敗を喫している。つまりレインメーカーの胸の奥に眠る“悪夢”を思い出させようというのだ。

 

 くしくも第4回と5回大会連覇者として丸藤が実況席から見届けたジュニアの祭典「スーパーJカップ」(21日、有明コロシアム)では、ノアを主戦場とする4選手(石森太二、拳王、タイチ、金丸義信)を撃破して新日プロのKUSHIDAが優勝。悔しい思いをさせられたばかりだ。「俺の『対新日本』で負けたくない気持ちにつながった」。方舟マットで実現する前哨対決が、10・10両国決戦の行方を大きく左右しそうだ。