リアルジャパンプロレスは22日、9月10日の東京・ディファ有明大会でレジェンド王者の船木誠勝(47)にゼロワンの大谷晋二郎(44)が挑戦すると発表した。

「左肋軟骨症」で11日の超花火プロレス博多大会を欠場した船木は都内で行われた会見で「今日現在の状態は普通にしているぶんには痛みが引いたけど、動くとまだ痛みが出るのでテーピングを巻くようにしている。(大谷戦まで)あと3週間弱あるので、この日までには治したい」とケガの状況を説明した。

 26日の大分プロレスAMWから復帰予定で、タイトル戦は万全の状態で迎えられそうだ。また対戦相手の大谷とは、ゼロワンの世界ヘビー級王者での初防衛戦(2014年9月6日の大阪大会)以来、2度目の一騎打ちとなる。「あの時は必殺技がかけられなくて、とっさに出た(腕ひしぎ逆)十字固めで取った(勝った)覚えがある。忍耐強い試合をしてくる選手だと思っている。最近はいろいろな団体に出て気持ちが散漫になった部分があるので、原点に戻る気持ちで防衛したい」と誓った。

 一方、11年ぶりのリアルジャパン出場となる大谷は「リアルジャパンプロレスが大谷晋二郎のストロングスタイルを必要とし、チャンピオンになってほしいという思いからボクを指名したんだと勝手に思っています。だから遠慮なく大谷晋二郎色に染めてベルトを奪い取ります」と誓った。