W―1の征矢学(31)が8日、都内で会見し、11日の横浜文化体育館大会の欠場を謝罪した。

 同大会のメーンではW―1チャンピオンシップ王者のKAI(33)に挑戦することが決まっていたが、4日の「王道」弘前大会に出場した際に右肩を負傷。「右肩鎖関節脱臼及び靭帯靭帯損傷」により、タイトル戦を欠場することになった。

 いつもとは違い神妙な面持ちで会見場に現れた征矢は「大舞台のチャンスをいただいたのに、悔しい気持ちと、自分に情けない気持ちでいっぱいです。謝りたいと思います」とファン、関係者に向けて頭を下げた。この日の朝に病院で診断を受け、復帰まで最長で2か月かかるという。

 代替カードは王者・KAIと挑戦者・稲葉大樹(28)の同王座戦に決まり、2人に対しては「戦わずして負けたというか、リングに上がれない部分でKAIには申し訳ない。ケガで欠場する俺が言うのもあれだけど、稲葉にこのチャンスを生かして頑張ってもらいたい」とメッセージを送った。