新日本プロレス「G1クライマックス」は4日の福岡大会でBブロック公式戦が行われ、内藤哲也(34)は中嶋勝彦(28=ノア)を下して4勝目。ブロック首位タイを守った。
中嶋のバーティカルスパイク(垂直落下式ブレーンバスター)にカウンター式のデスティーノを発射するや、正調式デスティーノ一閃。遺恨対決を制して勝ち点を8に伸ばした。内藤は「カンサード(疲れた)だぜ。中嶋に贈る言葉があるとすればアニモ(頑張れ)だね。我々LIJがこのG1の熱を生んでるんだ。そこのところお忘れなく、アディオス」と勝ち誇った。
またIWGPインターコンチネンタル王者のマイケル・エルガン(29)もYOSHI―HASHI(34)から4勝目を挙げて首位を並走。永田裕志(48)は矢野通(38)に場外で両足をテーピングでグルグル巻きにされ、おかに上がった人魚のような状態でリングアウト葬という高度なゲス殺法に3敗目を喫し、一歩後退した。