新日本プロレス「G1クライマックス」は4日の鹿児島大会でAブロック公式戦が行われ、「最後のG1」に臨んだ猛牛・天山広吉(45)はバッドラック・ファレ(34)に痛恨の4敗目を喫した。月面水爆をかわされるとグラネード(変型首折り弾)に沈んだ。残り3戦を天山が全勝、現在首位のオカダ・カズチカ(28)が全敗して5勝で並んでも直接対決で敗れているため、単独首位突破の可能性は消滅した。極めて厳しい状況に追い込まれた天山は「まさにツームストーン…。残りを全力でやっていくしかない」と口にするのがやっとだった。