新日本プロレス「G1クライマックス」は1日の高松大会でBブロック公式戦が行われ、IC王者のマイケル・エルガン(29)も永田裕志(48)から3勝目を挙げて勝ち点を6に伸ばした。

 ここまで1敗で首位を走るミスターと激突したエルガンは、雪崩式エクスプロイダー、白目式腕固めと猛攻にさらされる。それでも断崖式デスバレーボムで反撃に転じると、短距離の首折り弾からコーナーへの投げ捨てパワーボムを発射。最後はエルガンボムで3カウントを奪ってみせた。

 開幕からまさかの連敗発進となったものの3連勝で巻き返しに成功。エルガンは「約束する。このG1で、もう俺は負けない。これで3勝目だ。残りの試合も全部勝つ」と豪語した。

 また中嶋勝彦(28=ノア)はYOSHI―HASHI(34)の新技・カルマに沈んで2敗目。この結果Bブロックは1敗がいなくなり、2敗で6人が並ぶ大混戦となった。