24日の船木戦で爆破王座から陥落し「右尺骨遠位端骨折」で全治3か月の重傷を負った大仁田厚(58)が、29日の超戦闘プロレスFMW水戸大会に強行出場した。

 右手を添え木で固定し、痛み止めを打って金棒電流爆破6人タッグデスマッチに臨んだが、右腕を狙われる苦しい展開。しかも爆破バットの餌食になってしまう。それでも最後は左手一本でバットを振り抜くと、ワイルドベアーを被弾させて勝利。「ヤバイと思ったけど、生還できた。8月2日に手術をして、必ず爆破王を取り戻す」と誓った。