女子プロレス「シードリング」の世志琥(23)が29日、女子プロ界の横綱を一蹴した。

 さすがの女番長もうんざりした表情だった。30日のセンダイガールズ横浜ラジアントホール大会で一騎打ちする里村明衣子(36)から「プロレスを教え直す」と通告されたからだ。世志琥は「この人、何様って感じ。マジで興味ないんだけど…」とボヤく始末だ。

 11日のシードリング後楽園大会のタッグ戦で高橋奈七永(37)が里村をフォール。里村が再戦を要求してきたため、高橋の代わりを務めるだけのこと。なのに里村が「シードリングと交流するつもりはない」「正面からウチのリングに上がってこい!」と発言する意味が全く分からない。

「年を取るとこうだから嫌だ。本当にしつこい。もうアンタの時代は終わったんだから、ここで勝って終わり。アタイはまだハワイの余韻に浸ってんだから、じゃまするな!」と吐き捨てた。沖縄で強化合宿を慣行した里村とは対照的に、5日間のバカンスを満喫したという世志琥。決戦の行方はいかに。