【新日G1】天山が石井に快勝!盟友・小島とガッチリ握手

2016年07月19日 16時30分

天山(左)の勝利を祝福する小島

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は18日、北海道・札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で開幕。Aブロック公式戦5試合が行われた。

 

 猛牛・天山広吉(45)は石井智宏(40)を撃破して好発進。3度の優勝を誇る夏男が「最後のG1」にかける思いを証明した。

 

 当初はメンバーから落選しながらも盟友・小島聡(45)から出場権を譲り受けて迎えた21度目のG1。その小島をセコンドに従え天山は、モンゴリアンチョップ、アナコンダバイス、アナコンダバスターなど気迫あふれるファイトを展開した。

 

 10分過ぎには石井の猛攻にさらされながら、頭突き合戦を制するとTTDを発射。さらに小島の代名詞・剛腕ラリアートまで繰り出す。最後はムーンサルトで3カウントを奪い、勝利の雄たけびを上げた。

 

 天山はバックステージで「コジ、ありがとう…。テンコジで試合やってるみたいな気持ちになりましたよ」と感極まった表情。あまりに献身的な盟友とガッチリ握手を交わした。

 

 前代未聞の出場権譲渡で批判の声を浴びながらも「最後のG1」と公言し、不退転の決意で今大会に臨んだ。史上最多記録を更新するG1通算65勝目となったが、特殊すぎる状況で決めたこの日の1勝は、天山にとっても特別なものとなった。

 

「これで最初からつまずいたら、どういう神経しとんねんって思われる。周りの(選手の)目も分かってるしね。まさにツームストーン…。2016年のG1、俺が全部、一つも取りこぼさんといきますよ」。小島の思いも背負って突き進む猛牛が、熱すぎる夏に突入した。