DDTの後楽園ホール大会(17日)の第2試合で行われたタッグマッチで、高尾蒼馬(27)が梅田公太(21)を下して勝ち名乗りを上げる中、全日本プロレスの佐藤光留(36)が世界ジュニアのベルトを手に乱入した。

 佐藤は14日の全日本プロレス・後楽園ホール大会で、同王座の初防衛に成功したばかり。その際、高尾が次の挑戦者に名乗りを上げていた。佐藤は「挑戦表明してくれてありがとう。会社にも許可は取ってある。8・28の両国でやりましょう」と受諾。8月28日のDDT・両国国技館大会でのタイトルマッチが決まった。

 望み通りに世界ジュニア挑戦が実現した高尾は「ホームグラウンドであるDDT両国で挑戦できるのがうれしい。僕はポイント、ポイントで佐藤さんと戦ってきた。ようやく手にできたチャンス。挑戦して終わりではなく、しっかりベルトを取りにいきたい」と意気込んだ。