新日本プロレスの真壁刀義(43)が10日、大阪市のなんばグランド花月で行われた吉本新喜劇にゲスト出演した。

 真壁は2013年に、同所で坂田利夫(74)とともにコントに挑戦しているが、新喜劇には初出演となる。吉田ヒロ(48)演じる借金取りの助っ人として真壁が登場すると、会場からは「おお~っ!」というどよめきと、「真壁さーん」という女性からの声援が飛んだ。

「ちょっとかわいがったれ!」と命じられた真壁は、新喜劇座長の内場勝則(55)の頭やアゴをなでて「兄貴がかわいがったれって言うから…」とひとボケ。ヒロから「違うわ。シバけって言うとんねん」と突っ込まれると、ヒロの頭を容赦なく叩き、会場の爆笑を誘った。

 そんな真壁に内場が「この人、ほんまに強いの?」と疑いの目を向けると、ヒロは「第54代IWGPヘビー級王座、第51代・第69代IWGPタッグ王座、第6代・第8代NEVER無差別級王座やぞ」と説明。真壁は「それに『WORLD TAG LEAGUE2015』優勝だ! めちゃくちゃ強いぞ、コラー」と付け加えた。

 続けて内場から「そんな強い人なら、雑魚相手にしてんと、もっと強いヤツをガーンとやった方が…」と言われた真壁は、ここぞとばかりポスターを掲げ、19日に大阪城ホールで開催される「DOMINION 6・19 in OSAKA―JO HALL」をアピール。「すげえ試合見せるから、お前ら絶対来いよ!」と呼びかけた。