大日本プロレスのBJW認定世界ストロングヘビー級王座「次期挑戦者決定戦」(9日、東京・新木場)は神谷英慶(24)が橋本大地(24)に勝利した。

 相手の蹴りに苦しめられながらも19分過ぎだった。覚醒したかのように張り手3連発を放つと、最後は急角度の岩石落としで死闘を制した。これにより7月24日の両国国技館大会で王者・岡林裕二(33)に挑戦することが決定。「俺がストロングBJを代表して勝って、ベルトを巻くぞ!」とファンに誓った。

 今年はリーグ戦「一騎当千」で準優勝し、全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」にも出場。右肋軟骨骨折のため無念の途中リタイアとなったが、約1か月の欠場で万全な状態に戻った。この勢いのまま、真夏のビッグマッチで栄冠をつかめるか。