スターダム・岩谷麻優 家出同然で上京した私に届いた母のメールに涙

2016年06月12日 16時00分

スペインでワインを堪能した岩谷

【We are U―23女子プロレス代表】岩谷麻優(スターダム)

 

 東スポをご覧の皆さん! このコラム3回目の登場となります、スターダムの3冠王、岩谷麻優です(^^)

 

 17歳の時、家出同然に山口から上京し、スターダム立ち上げ構想中の小川社長に半ば強引に入団を直談判。手土産効果も手伝ってまんまと入団が決まり、私は晴れてスターダム1期生となりました。紙袋2つにちょっとした着替えしか詰め込んでこなかった私はもちろん住むところもなく、小川さんの家に居候するかたちで練習生生活が始まりました!

 

 それまで陸上競技や柔道を経験していたのですが、3年間の引きこもり生活もあり、すっかり体力も落ちていて練習ではちょっとしたウオーミングアップ程度で唇は真っ青。いつも道場の隅っこで横になっていました。来る日も来る日も体力が追いつかず、まともに練習ができない日もありました。実際、つらくて練習に行かず、寮から逃げ出したこともありました>_<

 

 でも辞めたい、と思ったことは不思議とありませんでした。引きこもっていた3年間、物事に集中することもなく、かけるものもなかった私にとってプロレスが唯一の居場所だったのです。だからこそプロレスラーになりたいという気持ちはなえず、入団して3か月後に控えていたプロテストに向け、何とか食らいついていくことができたのです^-^

 

 そんなある日、上京して1か月たったころでしょうか。連絡していなかった母から1通のメールが届きました。

 

「一人で食べるそうめんはおいしくありません」

 

 涙が止まりませんでした。親不孝した私ができる母への恩返し、それは立派なプロレスラーになってその雄姿を見せることだと思いました。そして私は同期の仲間たちの支えもあり、無事、プロテストに合格することができたのです。