“炎の飛龍”藤波辰爾(62)率いるドラディションは30日、都内で会見を行い「長井満也デビュー25周年記念大会」(7月4日、後楽園ホール)の開催を発表した。

 会見には藤波と今年デビュー25周年を迎えた長井満也(47)が出席。同大会での長井、KENSO(41)組vs船木誠勝(47)、真霜拳號(37)組が発表された。主役となる長井は「見に来てくれる人たちの心に残るような試合がしたい」と気合十分。さらには「子供のころ、初めてサインをもらったプロレスラーが藤波さんだった。その藤波さんの団体で節目の試合をさせていただけるのはうれしい」と感慨深げに話した。

 大会当日は25周年を祝うセレモニーも開催される予定で、藤波は「サプライズになるようにしたい」とニヤリ。その言葉に長井は「誰を呼ぼうとしているんですか」とたじろいだが、藤波は「長井選手と火花が散るような人を呼びたいね」と答えるのみ。自身の対戦相手についても「ちょっと『オッ』と思わせるカードを組みたい」と意味深な言葉を続けていた。