<新日本プロレス新潟・燕大会(23日)>「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」のAブロック公式戦で、前年度覇者でIWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDA(33)がロッキー・ロメロ(33)に敗れ、まさかの開幕2連敗を喫した。

 必殺のホバーボードロックを決めきれずにいると、カウンターのヒザ蹴りで反撃を許した。最後はスワンダイブ式ミサイルキックから、ジャンピングニーで顔面を打ち抜かれて万事休す。

 V候補筆頭と目されながらの連敗スタートにKUSHIDAは「負けたら何も言う資格がない…。王者としてリーグ戦に出るのがこんなにもハードだとは」とぼうぜん。2敗した相手のロメロ、カイル・オライリー(29)には早くも勝ち点で4差をつけられ、連覇に黄信号が点滅した。