帝王・高山善廣(49)が15日、船木誠勝(47)の電流爆破デスマッチ参戦を猛プッシュした。

 この日の超花火プロレス青森大会で行われた爆破王選手権は、王者の大仁田厚(58)がザ・グレート・サスケ(46)を下し、初防衛に成功。これにより「なにわ超花火」(7月24日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)で予定される電流爆破戦で船木とのV2戦を行うことが濃厚になった。

 とはいえ、当の船木はいまだ正式な回答を保留している状態。だが、超戦闘プロレスFMWマットで船木と同じ「UWF連合軍」として大仁田率いる「FMW連合軍」と抗争を繰り広げる高山は「対抗戦でいきなり電流爆破は早いけど、船木さんならそのうちやればいい。やりそうもない人間がやったら面白いから」と後押しした。

 高山自身が電流爆破を経験済みで、初代爆破王でもある。その観点から「1回も爆破しないで、関節技でギブアップ勝ちしても面白い。もしくは一方的に船木さんが蹴りまくって、大仁田厚が連続爆破もいいな。個人的にも見たい」。仲間からも爆破参戦を呼び掛けられた船木の決断に注目だ。