関本が全日CC初制覇

2016年04月25日 16時00分

大きな優勝トロフィーを抱えた関本は満面の笑み

 全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」優勝決定戦(24日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)で大日本プロレスの関本大介(35)がゼウス(34)との死闘を制し、初優勝を果たした。

 

 Aブロック最後の公式戦で3冠ヘビー級王者の宮原健斗(27)を撃破しての決勝の舞台。Bブロックを勝ち上がったゼウスと肉体派同士の激しいぶつかり合いが続く中、20分過ぎだった。投げっ放しのタイガースープレックスを決めると、一気に畳み掛けた。最後は渾身のジャーマンで勝負を決めて栄冠を手にした。「子供のころブラウン管で見たトロフィーがここにある。最高だ」

 

 今年1月、気持ちを駆り立てられる出来事があった。大相撲初場所で明徳義塾中・高(高知)時代の後輩にあたる大関琴奨菊(32=佐渡ヶ嶽)が日本出身力士として10年ぶりの優勝。「同じ学校出身者が活躍するとうれしい。自分も頑張らないとって思う」

 

 野球部だった関本が高3の時、琴奨菊は相撲部の中3。ウエートトレーニング室と相撲道場が隣で当時から意識していたが、琴奨菊の兄・晃一さんが同じ野球部だったこともあり、交流を持つようになった。卒業後も共通の支援者がいた関係で2011年12月の大関昇進パーティーにも出席した。「日本人の横綱が誕生してくれるのを心待ちにしています」

 

 琴奨菊は3月の春場所で綱取りはならかったが、今度は関本の番だ。3冠戦開催が決まっている5月25日の後楽園大会で王者・宮原に挑戦することが確実。「(29日の大日本後楽園大会で)アジアタッグ(王座戦)もあるし、全日本のベルトを全部狙う」と豪語した男が次なる野望へ一直線だ。