超戦闘プロレスFMWで行われる「FMW連合軍vsUWF連合軍全面対抗戦」(27日、東京・後楽園ホール)に向けて、FMW軍が5日、都内で会見し、邪道・大仁田厚(58)と雷神矢口(年齢非公表)が出席した。

 通常ならFMW軍とW★INGモンスター軍として死闘を繰り広げている両者だが、対UWFで一致団結することを決意。この日は一夜限定で共闘することを認める「合意書」にサインした。

 矢口は「俺は大仁田厚を超えるために戦い続けているのに、途中でUWFが割って入ったことが腹立たしい。ほかのヤツに(大仁田を)取られたくないので、俺もUWFとの戦いに全面的に賛成して潰そうと思う」と意気込みを語った。

 対抗戦は3試合が予定され、メーンのカードとして大仁田、矢口、NOSAWA論外、保坂秀樹組VS船木誠勝、高山善廣、冨宅飛駈、アレクサンダー大塚組が発表された。

 ルールは未定だが、UWF軍が一任したことで、FMW軍が考案することになった。大仁田は「斬新なデスマッチを用意してやる。地獄まで連れていくつもりだし、お供させていただきます。早く4月27日が来ないかなと思っている。明日でもいいですよ」と運命の対戦が待ち切れない様子だった。