【ゼロワン靖国】佐藤耕平が世界ヘビー級王座奪還

2016年03月27日 19時02分

鈴木秀樹(右)にヒザをぶち込む佐藤耕平

 ゼロワン恒例の「奉納プロレス」が27日、東京・靖国神社相撲場で行われ、世界ヘビー級選手権は挑戦者・佐藤耕平(38)が王者・鈴木秀樹(36)を撃破し、第20代王者に輝いた。

 序盤から苦しい展開だった。試合時間13分49秒のうち、9割は守勢に回った。特に狙われたのが右腕だ。蹴りと関節技で攻め続けられ、得意の殺人エルボーが完全に封じられた。さらに新卍固めとダブルアームスープレックスでグロッギー状態に。何とかスキを見ては右ミドルを叩き込むも、形勢逆転にまでは至らなかった。

 そして迎えた12分過ぎだ。まさに一瞬のスキだった。2発目の人間風車を耐えると、カウンターのジャーマンへ。ここから頭突き2発に、痛めた右腕でエルボーを叩き込む。これで不意を突かれた王者に予想以上のダメージを与えることに成功すると、パイルドライバーからジャーマンにつなげて大逆転勝利。昨年11月11日の東京・新木場1stRING大会で失って以来、約4か月ぶりの王座返り咲きを果たした。

 試合後は関本大介とのコンビで保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座に田中将斗、ジェームス・ライディーン組が挑戦表明してくると、これを快諾。さらに将火怒、小幡優作をリングに呼びつけて「お前ら十分な実力がついてきているくせに、行動で示してみろ!」と挑戦を促した。

「取られた物を取り返すのは自分だと思っていた。新しくなったベルトとともに、新たな歴史を作っていきたいと思います」と誓った男が、デビュー15周年イヤーを王者として駆け抜ける。