女子プロレス「OZアカデミー」の後楽園ホール大会(20日)で、ダイナマイト関西(46)が4年前に肺がんで左肺の一部を摘出していたことを告白。今年限りでの引退を表明した。

 山下りな(27)と組んで倉垣翼(40)、米山香織(35)組の持つ「OZアカデミー認定タッグ選手権」に挑戦したが、ベルト奪取に失敗。リング上で「私、ダイナマイト関西は年内で引退することに決めました。12月11日の後楽園ホール大会で引退します」と話した。

 引退を決めた理由については「ケガや病気もあったし第2の人生のことも考えて。十何年か前から膠原病になって、それが完治せず、うまく付き合ってきた状態。それに4年前に肺がんにもなって左の肺も半分取りました。今も治療中というか、このままうまくいけば完治する」と説明。重病と闘いながらの選手生活だったことを明かした。

 引退ロードについては「やりたいことは全てやったから…。関西らしく終われたらいいかな」と笑顔。第2の人生の計画について問われると「結婚…、ってそれはないな。違うかー」とけむに巻いた。