新団体「王道」の旗揚げ戦(4月20日、後楽園ホール=東京スポーツ新聞社後援)を控える元横綱曙(46)が19日、故郷ハワイでの新戦力発掘に意欲を見せた。

 曙はこの日、「HIS Hawaii 新宿三丁目店」のオープン1周年イベントに登場。イベントでは夫婦が絆を確認、深め合うために行う欧米の習慣「バウ・リニューアル」が行われ、曙が立会人を務めた。

 懐かしい故郷にまつわるイベントだけに、終了後は「リフレッシュになったよ」とニッコリ。「3年くらい帰っていない」というハワイに「旗揚げ興行が終わったら行こうかな、と思う」。とはいえ、その帰省を単なる休暇にするつもりはない。将来的にはハワイでの興行を目指していることもあり「休むだけじゃなくて新しい戦力になる選手がいないか探したい。将来的にハワイ出身の選手を採用したい」との構想を明かした。王道は所属する曙、太陽ケアがともにハワイ出身。その人脈を生かし、未知なる戦力の発掘となるか。