【新日NJC】内藤哲也が初制覇 4・10両国でIWGP挑戦へ

2016年03月13日 00時00分

内藤(右)の延髄斬りに後藤の顔面がゆがむ

 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」は12日の青森大会で最終戦を迎え、内藤哲也(33)が後藤洋央紀(36)との決勝戦を制して初優勝を飾った。内藤は4月10日の東京・両国国技館大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの挑戦が決定。「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を率いる制御不能男が、悲願のIWGP奪取へ向かう。

 

 準決勝で内藤は矢野通を、後藤はマイケル・エルガンをそれぞれ撃破し迎えた決勝戦。内藤は雪崩式牛殺し、昇天・改と立て続けに浴びて大ピンチに陥るが、3カウントだけは許さない。無法集団ロス軍のEVILが介入する間に体力を回復させると、昇天・改をデスティーノで切り返す。

 

 一気に勝負に出ると、後藤の首折り弾をかわしてドラゴンスープレックスを発射。なおも立ち上がる後藤の首折り弾を再びかわすと、最後はデスティーノで激闘に終止符を打った。

 

 出場16選手の頂点に立ちNJC初制覇を果たした内藤は、4・10両国大会での新日プロ主要3王座挑戦選択権を獲得した。

 

「好きなタイトルに挑戦できる権利があるらしいな。俺の答えはIWGP…オカダ!」と、一昨年1・4東京ドーム大会以来となるIWGP挑戦を明言。ところが「俺は俺のタイミングで挑戦するから。両国? 勝手に決めんなよ」と、NJCルールを無視して身勝手なことを言いだした。

 

 さらにリング上で敗者にムチを打つべく後藤を袋叩きしているところに、オカダが登場。王者から「内藤さん、ビビんなよ。4月10日、両国で挑戦してこい」と宣戦布告を受けた。

 

 決めゼリフ「トランキーロ(焦るなよ)」を使う絶好の機会にも見えたが、「そんなに両国で俺にベルトを渡したいのか? 王者のリクエストだから、オカダの望みどおり、両国でやってやる」。よくよく考えれば、自身の悲願だったIWGP戴冠のタイミングをずらしたところで、まったく意味はない。

 

 苦難の道を乗り越え、ロス軍でついに再ブレークした内藤。制御不能の勢いを保持したまま、自身4度目の挑戦でIWGP初戴冠を目指す。