アジアタッグ王者の「ヤンキー二丁拳銃」木高イサミ(34)、宮本裕向(33)組が師匠超えを宣言した。

 12日の全日本プロレス後楽園ホール大会で、木高&宮本組は大森隆男(46)、田村和宏(36)組を相手に3度目の防衛戦を行う。この4人は全員2005年に大森が立ち上げた「アックスボンバーズ」に所属。大森が各団体の若手を集め、指導を行いつつ活動したユニットだ。二丁拳銃の2人にとって大森はまさに「師匠」。それだけに、木高と宮本は「成長したところを大森さんに見せつけて、なおかつ勝つ」と意気込んだ。

 大森の下を離れた後2人はメキメキ頭角を現し、いまやインディ、メジャー問わず引っ張りだこに。なんと年間で木高が170~180試合、宮本は200試合以上をこなしている。

 宮本は「純粋に試合数での経験もあるし、リング上以外の仕事もして成長していますから」とキッパリ。木高も「昔は“オレがオレが”だったけど、今はしっかり周りを見て引くところは引く。そういう成長を見せつけたい」と気合を入れ直した。