新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」2回戦(4日、東京・後楽園ホール)で、大会最多3度の優勝を誇る後藤洋央紀(36)はタマ・トンガ(33)を下してV4に前進した。

 牛殺しを切り返されてのガン・スタンで窮地に陥ったが、カウント3は許さない。最後はヘッドバットからのPKで逆転勝利を飾った。

 試合後のリング上にはCHAOSへの勧誘を続けるIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)が登場し握手を要求。だが後藤はこれを無視してリングを下りた。

「もう一度俺は這い上がる。見とけよ。オカダ? それについてはノーコメントだ」と、まずは目の前のNJC制覇のみに集中。一方のオカダは「アレで満足してるんすか? 笑わせないでください。前より悪くなってるじゃないですか」と酷評し、後藤の復活にはCHAOS入りが不可欠との見方を示した。