プロレスラーの宮本裕向(33)が4日、5月28日に中国・大連体育センターで自主興行「幸存者2016Pro―Wrestling~中国巡業大連開幕戦」を開催することを発表した。

 宮本は昨年から中国と交流がある知人を通じ、現地でのプロレス興行を計画。興行会社も現地に設立し、準備を進めてきた。

 同興行はプロレスと演芸を含めた合同イベントになる見込み。会場は約8000人の収容を誇り、すでにチケット2000枚の予約が入っているという。

 そんなバブリーな話を象徴するように、宮本はこの日の会見にフェラーリを乗りつけ登場。もちろん借り物だ。

 さらに同大会を皮切りに、本格的な中国進出を目指す。宮本は「向こうではWWEはあるんですけど、知らない人が多い。ワールドワイドにやっていきたい。一度で終わらせるつもりはない。団体を作っていくという形に近いのかなと思いますね。各都市でこれからやっていきたいと思います」と青写真を明かした。

 参戦は日本人選手のみで、興行は日本のプロレスをそのまま輸出する形になる。この日は関本大介、円華、大畠美咲、藤本つかさ、中島安里紗の参戦が決定。広島出身のヤンキーレスラーが、アジアのロマンを求めて新たな挑戦を始める。