真壁 IC王座に照準の真意

2016年02月29日 16時00分

 新日本プロレスの真壁刀義(43)が28日、「NEW JAPAN CUP」(3月3日、大田区総合体育館で開幕)に秘める野望を明かした。本間朋晃(39)とIWGPタッグ王座を保持する真壁だが、シングル王座戦線ももちろん射程圏。優勝者に挑戦選択権が与えられる主要3大王座の中で視界に入っているのは意外にも“あのベルト”だった。

 

 NJCでは過去、準優勝2回。鬼門とも言えるトーナメント初制覇に向け真壁は「タッグのベルトを持ってるから何なのって思うよね。やっぱりここでもうワンステップしなきゃいけねえ。もう一発、のし上がってやるよ」と腕をぶす。

 

 優勝者にIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、NEVER無差別級の主要3王座の挑戦選択権が与えられるNJCは、まさに格好の舞台だ。その中で真壁にはすでに狙いを定めているベルトがある。

 

「ひとつはIC狙ってみてえってのがあるよね。NEVERにはゴツゴツした色が出た。IWGPももちろん(魅力的)。ただ、ICってどういうスタイルなのか俺には分からないし興味あるね」

 

 入門以降憧れ続けるIWGPと、昨年2度戴冠を果たしたNEVERを差し置き、過去に挑戦経験すらないICを視界に入れるのは意外な選択にも見える。だが全くの未知だからこそ魅力を感じている。加えてIWGP、IC、NEVERの3王座を戴冠したレスラーは現在まで皆無。史上初の“新日本トリプルクラウン”の達成こそが真壁の野望なのだ。

 

 ICはかつて絶対王者として君臨した中邑真輔(36)の退団、返上により現在はケニー・オメガ(32)が保持している。真壁は「中邑の穴を埋めようってんでも何でもねえ。ただ、アイツが巻いてたベルトってのはどんなもんか感じてえ気持ちはあるね」と豪語した。

 

 初戦でタマ・トンガ(33)と激突する暴走キングコングは「タッグを狙ってるみてえだが、シングルプレーヤーとしては顔じゃねえ。叩き潰してやる」。壮大な青写真を胸に春の大一番に臨む。