永田がNJC5年ぶり優勝へ燃えるワケ

2016年02月26日 16時00分

永田(右)は北宮に容赦ない顔面蹴り

 新日本プロレスの永田裕志(47)が25日、「NEW JAPAN CUP」(3月3日、東京・大田区総合体育館大会で開幕)での復活を誓った。永田ら第3世代はNEVER無差別級王者の柴田勝頼(36)から挑発されたが、永田が燃える理由はそれだけではない。五輪イヤーにかける愛弟子たちの奮闘ぶりが、トップ戦線再浮上への強烈な刺激剤となっている。

 

 永田はこの日、若手育成興行「ライオンズゲート」(東京・新宿フェイス)でノアの北宮光洋(27)に胸を貸し、岩石落とし固めで貫禄の勝利。NJC5年ぶりVに弾みをつけた。

 

 初戦では後藤洋央紀(36)と激突する。後藤はIWGP戦8連敗を喫したショックが尾を引いているが「過去にもっと恥ずかしい思いをして『A級戦犯』とまで言われた俺からしたら、あんなもんで恥とは思わない。アイツも鈍感なとこあるから、そうは言いながらも(仕上げてくる)というとこあるんじゃないの」と警戒を怠らない。

 

 優勝者は主要王座の挑戦選択権を獲得する。だが、すでに第3世代勢はNEVER王者の柴田から挑発を受けている。永田は「NEVER王者だけってのも寂しいね。まあ、柴田が言うから意味があるのかもしれないし、常に頭には入ってますよ」と闘志を燃やした。

 

 発奮材料はそれだけではない。今年はリオ五輪イヤーで、自身が監督を務めるブシロードクラブからレスリング・フリースタイル97キロ級の山口剛(26)が出場を目指している。24日に全日本合宿初日を視察した永田は「少し体調を崩していたみたいだけど、この合宿で取り戻せるんじゃないか」と太鼓判。さらに指導する元レスリング全日本王者の岡倫之(24)と北村克哉(30)も、この日の大会前にエキシビションマッチに出場し、プロレスデビューに向けて順調な仕上がりを見せた。

 

「俺もそこに立ちはだかってやろうという気にはなるよね。岡と北村に関しては『どうぞ好きにやってくれ。早く俺らのところに来てくれ』ってとこだね」と豪語。生意気な後輩の挑発と、いつ裏切るかもしれぬ…いや、精悍な愛弟子たちの奮闘に刺激を受け、復活の春に臨む。